戦後ヤミ市の名物を 【焼肉・ホルモン料理 とらじ亭 上野御徒町店(台東区)】


9月17日。3連休最終日はアートと食い意地のお出かけ

東京都美術館で開催中の「BENTO お弁当展」を見に上野へ。
道中でコリアンタウンがあったと思いだし、上野広小路で地下鉄を下りました。
Google Mapで示された最寄りのA8出口は、地下道の一番外れ。
銀座線からだと、ひと駅分くらいあるんじゃない?

地上へ出て地図を確認。
焼肉屋はいくつかありますが、コリアンタウンと呼ぶほど集中はしていないようです。

とりあえずこのあたりから様子を見ていきましょうか。

一帯をひと通り歩いて、ココならと思える店もいくつかありましたが、舞い戻ってきたのは、最初にカメラを向けた店でした。
他の店と違って定食メニューがなく、ハードルの高さは感じますが、それ以上に「闇市名物マゼ肉盛り合わせ」の写真が入ってみたいと思わせたのです。

開けっぱなしたドアから見えるのは、4席ほどのカウンター席。
その上にレトロな感じのコンロが2台据えられています。
主に使われるのは、おそらく2階、3階なのでしょう。
と思ったら、1階に案内されちゃった^^

メニューを撮れる雰囲気ではなかったので、マゼ肉盛り合わせと白いご飯をオーダー。
いかにもビールが合いそうですが、夜にゴスペルのレッスンがあるため、食事モードに徹します。
「マゼ肉は2人前からなんですが…」
おひとりさまだとこういう問題があるのよね^^;

■マゼ肉盛合せ(100g 900円)
それでも、他のメニューに替えようとして悩んでいたら、特別にと1人前で対応してくださいました。
100gで5~6切れですが、ホルモンをおいしく味わうには、このくらいの量がちょうどいい。

ホルモンは、じっくり時間をかけて焼くのがポイントとのこと。
焼き網は、アルミ合金製の特注品なのだそうです。

スタッフに焼いてもらい、5分ちょっとで食べごろ。
タレは3分の1程度だけに付け、もともとのタレの味とダブルで楽しむようアドバイスしてくれました。

洗いダレという使い方なんですね。

新鮮なホルモンだからこその甘みと食感にうっとり。
それにタレがしみじみといい味です。

ひと切れ入れてもらったカルビは、オン・ザ・ライスで。

この時は他にお客さんは見られませんでしたが、前の日は焼き網が足りなくなるほどの繁盛だったとか。
「この店は在日韓国人の店で創業73年。初代のおばあさんは、90歳を超えているけど今も元気。息子とその息子たちと家族でやっているね」
洗いモノの手を動かしながらいろいろと話してくれるのを聞いて、てっきり当人かと思ったら、「いや、私たちはただの従業員。私は中国人で、もうひとりはベトナム人ですよ」って。
コリアンタウンも、韓国人ばかりじゃなくなったんですね。

そんなやりとりのなか、勧めてもらったお品を追加しました。

■ヤミ市特製煮込み(500円)
15種類のホルモンを辛いタレで煮込んだという一品。
辛いのが好きだといったら、さらに辛くしてくれました。
しかも驚くことに、おかわり自由。
数日前には高校生の男の子がひとりでやってきて、白いご飯と煮込みで千円札1枚足らずでお腹いっぱいになって帰って行ったんですって。
ホルモンもさることながら、大ぶりに切ったネギがいいお味。

すっかり使う機会のなくなった中国語を思い出しながら打ち解けたのをいいことに、帰りがけにメニューも撮らせてもらいました。
コチラの店に加え、昨年には日暮里と神田に出店。
今年中には、山手線圏内で4店舗目を計画しているそうです。
利用しやすいところにできるといいなぁ^^

★とらじ亭 上野御徒町店

台東区上野6-3-10
03(3831)0418
午後3時~深夜零時(土・日・祝は正午から)
12月31日~1月2日のみ定休
https://torajitei-ueno.owst.jp/

とらじ亭 上野本店

お替り自由!ヤミ市煮込み TEL予約絶賛受付中!
[住所]東京都台東区上野6-3-10 尾中ビル 1F-3F
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