「予定ハ決定デハナイ」の瀬戸内旅 1章11節「夜の因島さんぽ。そして居酒屋土生港」


8月31日。明るいうちに晩ご飯が済んでしまい

ファミマ近くの防波堤の上から、瀬戸内の穏やかな海を眺めます。
浮かび上がる島影や船のシルエットは、まるで水墨画のよう。

視線を左側に移すと、真っ赤な夕焼け雲。

日が暮れていくなか、島をぶらぶらと歩きます。

時が止まったような商店街で、明かりが点いていたのは製パン所。
ガラスケースの上のシンプルな棒食パンがひそかに気になります。

積み上げられた木材に足を止め、「何だろう?」と。
見上げると煙突が。
Google Mapで調べてみたら、お風呂屋さんでした。
しかものれんがかかって、ちゃんと営業している!

板壁が趣ある家。
緩やかに上っていく坂道も、昭和な風情です。

先ほど降り立った土生港旅客ターミナルとは別に、生名・弓削方面へのフェリーが発着する長崎桟橋があります。

あれっ?
あの高校生カップル、さっきファミマの前にいた子たちじゃない?

見るともなしに眺めていると、ほどなく「じゃぁ」とハイタッチし、女の子は自転車に乗ってフェリーへ。
後姿を男の子が手を振って見送っています。
おぉ、島の青春ですなぁ!

さて、旅の夜をお好み焼きだけで終わらせてしまうのはモッタイナイ。
路地歩きの中でも飲めそうなところはポツポツ見つけていましたが…。

長崎桟橋のフェリーターミナルの奥に酔さそうな気配を感じてのぞいてみました。

居酒屋とか、おでん屋とか。
開いていない店もありましたが、そこそこに飲み屋街。
しかし、店先にメニューがなくて相場も分からないし、中の様子もカーテンに覆われてうかがえません。
ローカルな雰囲気を味わえるのは間違いないにしても、旅行者にはハードルが高い。
それにこういうところは、タバコでいぶされるのが目に見えています。

というわけで、

ファミマで飲み物とおつまみを買い出し、海辺に座って外飲み。
涼しい夜風と島の夜景、波の音が最高のつまみです。

邪魔にならないようにと、旅客ターミナルから少し離れたところに座っていたはずが、客を乗せた船が横付けされました。
今治から乗って来たのと同じ、芸予汽船の「つばめ」
我々が因島に着いた後に1往復し、ねぐらへ戻ってきたということのようです。

では、我々もぼちぼちお宿へ戻りましょうか。

フェリーターミナルのおでん屋の影響か、ファミマでおでんを買って部屋飲み。
カップ酒だからどうかなと思ったけれど、「賀茂鶴」って、結構イケるかも~♪

※なお、土生港近くにはファミマだけでなくローソンもあります。