都電荒川線の旅、ふたたび その3「荒川線のおウチを見に行こう」

2月4日。早稲田方面へ折り返し、先ほど通り過ぎた停留所で下車します

「荒川線の旅」をするにあたり、荒川車庫は外せないと思っていました。
なんといっても、荒川線のおウチですからね。

電車からも見える「都電おもいで広場」には2台の車両が展示されています。
車内には都電全盛期を伝える資料も充実。
さぁ! 見て、触れて、都電に詳しくなっちゃいましょう。

線路と平行に止まっている黄色い車両は、昭和37年製造の旧7500形(7504号車)
2つ目ライトが特徴で、引退前の数年間を主に朝ラッシュ時の通学輸送に活躍したことから「学園号」の愛称で親しまれたそうです。
営業所の建物と平行に止まっているベージュの車両は5500形(5501号車)
昭和29年にアメリカの最新技術を導入してつくられた車両で、1系統(品川駅前~上野駅前)で使用されたとあります。

まずは「学園号」から車内を見ていきましょう。
運転席にいるのは、都電キャラクターの「とあらん」ですね。

平成13年に廃車になった後も荒川車庫に保管されていた「学園号」でしたが、状態があまりよくなかったため、見に来る人をガッカリさせないようにと、荒川電車営業所の有志(だるま会)が約1年かけて整備を積み重ねてきたとのこと。
目標だった動態保存はなりませんでしたが、交通局の方針で都電おもいで広場に安住の地を得たというわけです。

窓からのぞくと、8800形が停留所に止まっているのが見えました。
後輩たちのがんばっている姿を頼もしく感じていることでしょうね。

[路娘001]の三ノ輪橋ひなちゃんのパネルを見つけ、ツーショット♪
信州にもふたりの路娘がいるから、つい親近感を覚えちゃいます。

*「路娘MOTION(鉄道車両擬人化プロジェクト)」については→ コチラ

運転席にうらうらとした日差しが差し込みます。
のどかですなぁ…。

続いて5500形へ。

コチラは都電にまつわるさまざまなモノを展示する、おもいでグラフィティボックスになっています。

ホーローの駅名看板に萌え、

新車運転心得に運転手の誇りを垣間見、

路線図をながめては、都電全盛期の東京に思いを馳せます。

東京にこんな時代があったんですねぇ…。

外へ出ると、ちょうど車庫から電車が出てくるところ。
相棒のカメラでその姿をギリギリ押さえることができました。

荒川線のおウチをもっと見てみたいものですが、残念ながらこれより先へは入れません。

だからといっておとなしく引き下がらないのが我々。
裏へ回って金網越しにのぞきこみます。


新旧さまざまな車両が静かにお休み中。
「学園号」内のパネルで見かけたバースデーケーキ型車両のベースもココに在りました。

さて、問題です。

本線から車庫へ引き込まれた車両は、どのようにしてこの場所まで来るのでしょうか。

どちらともなく「ひと駅歩こう」といい、梶原停留所へ。
店の前ののぼりに、車内広告で目にする「都電もなか」の店だと認識しました。
1輌(!)144円。
鯛焼きみたいにカスタードクリームバージョンがあったら、あんこが苦手なワタクシでも食べられるのに…。

★都電おもいで広場

荒川区西尾久8-33-7
03(3816)5700(都営交通お客様センター)
土・日・祝の午前10時~午後4時(ただし年末年始は休場)
入場無料
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/toden/kanren/omoide.html

★都電もなか本舗 菓匠 明美

北区堀船3-30-12
03(3919)2354
午前10時~午後7時30分
月曜定休
https://www.todenmonaka.com/